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【チェコ・プラハ旅】ナチス高官の暗殺と報復の歴史|ハイドリヒ暗殺の英雄国立記念館|聖キリル&聖メトディウス教会

オーストリア・ハンガリー帝国ナチス・ドイツソ連など、周囲の大国に翻弄され続けてきた歴史をもつチェコ

第二次世界大戦中に起こった歴史的事件の現場となったプラハの教会に行ってきました。

聖キリル&聖メトディウス教会

聖キリル&聖メトディウス教会

プラハ2区にある東方正教会チェコ・スロバキア正教会)の聖キリル&聖メトディウス教会。

第二次世界大戦中に歴史的な事件が起きた現場です。

聖キリル&聖メトディウス教会

ナチス高官の暗殺と潜伏

この教会は、ナチス高官でヒトラーの側近だったラインハルト・ハイドリヒを暗殺したチェコ・スロバキア亡命政府の特殊部隊の最後の”隠れ家”となりました。

特殊部隊は1942年5月27日に暗殺を敢行。約1週間後にハイドリヒは死亡しました。

暗殺に関わった7人は、教会の司祭に匿われて地下にある「クリプト(納骨室)」に潜伏していたそうです。

地下クリプト(納骨室)

ナチスによる報復

しかし、6月18日、密告を受けた約750人の親衛隊部隊(SS)と警察が教会を包囲し、突入。

地上階の礼拝堂とクリプトでの壮絶な銃撃戦の末、7人全員が自決、司祭や助手も殺されたのだそうです。

展示

暗殺作戦の背景

ナチス・ドイツ軍は1939年3月、プラハに進駐し、チェコ西部と中部を「ベーメン・メーレン保護領」として併合しました。

事実上の統治者として赴任したのが、ラインハルト・ハイドリヒです。

抵抗運動を弾圧するために数千人を逮捕・処刑するなど、「プラハの処刑人」の異名で恐れられていました。

チェコ大統領はロンドンに亡命し、「チェコ・スロバキア亡命政府」を樹立。

この大胆かつ危険な暗殺作戦「Operation Anthropoid(人間らしさ作戦)」の決行を決めます。

その理由は、連合軍に対してチェコは「ナチスに抵抗している」ということを示すため。

というのも当時、ヨーロッパではナチスに従属した政権も多く、チェコの「抵抗意志」を国際的に認知してもらうことは、政治的に重要だったという背景があったそうです。

歴史を伝える小さな博物館

1945年以降、この教会は「自由と犠牲の象徴」の場所となり、1947年には「ハイドリヒ暗殺の英雄国立記念館」に指定されました。

地下のクリプトが当時の出来事を伝える小さな博物館になっていて、無料で見学することができます。

ハイドリヒ暗殺の英雄国立記念館

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チェコ共産主義時代を伝える博物館】

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