ヘルシンキ・ヴァンター国際空港では、プライオリティパスを使って「Plaza Premium Lounge」を無料で利用しました。
雰囲気と食事が好みで、個人的にはお気に入りの空港ラウンジです。
ラウンジへの行き方
ラウンジは、パスポートコントロール(出入国審査)を終えた先、つまりシェンゲン圏外のゲート34と40の間にあります。
パスポートコントロールを終えるとゲートとともに「Lounge」という表示があるので、その方向に向かって進みます。
歩いて行くと左手の窓際にあります。階段で中2階へのぼります。
エレベーターもあります。
ラウンジ:食事
こじんまりしたラウンジですが、椅子も快適で、何より食事がとても好みでした。
温かい料理のメニューは、なぜだかとてもエスニック。チキンカレーが美味しかったです。
そしてクオリティの高いフライドポテトも!メニューの数は決して多くないけど、どれも質が高い。
サラダコーナーも充実していました。
デザートにはグルテンフリーのアップルパイも。
アップルパイというよりはアップルケーキという感じでしたが、美味しかったです。
ラウンジ:お酒
お酒の提供は白ワイン、赤ワインとビールがありました。
白ワインはピノグリージォ、赤ワインはテンプラニーリョ。
ビールは、フィンランドのビール「Karhu」でした。フィンランド語で「熊」を意味する名前のブランドで、ヘルシンキ市内のスーパーなどでもよく見かけました。
ラウンジはシェンゲン圏外にある
免税手続きに備えて出発時間の3時間前には空港に到着していたので、ラウンジでゆっくり過ごしました。
出入国手続きは想像以上に短時間で、特に何も聞かれずスタンプを押してもらえました(逆に入国時は、滞在するホテルなど結構細かく聞かれました)。
私はイスタンブール行きの便だったのですが、すでにパスポートコントロールを終えているので、安心感があります。ゲートまで徒歩2分という好立地でした。
シェンゲン圏外へ出られる人におすすめのラウンジです。
シェンゲン協定とは
シェンゲン協定とは、加盟しているヨーロッパの国家間において、出入国検査(国境検査)なしで国境を越えることを許可する協定のこと。ヨーロッパ内の人やモノの移動を自由にするため1985年6月に調印され、2024年5月現在、29ヶ国が加盟しています。シェンゲン協定にはドイツ、フランス、イタリアなどヨーロッパの主要国が加盟しています。(出典:トラベル.jp)
ラウンジ内には小さな子供用のプレイエリアも備え付けられているようです。詳しくはラウンジの公式HP
シェンゲン圏内にあるラウンジ
ちなみにシェンゲン圏内の場所にもラウンジ「Aspire Lounge」があります。
荷物検査の場所の目の前にあったのでアクセス抜群です。
ただシェンゲン圏外に向かう国に行く場合は、この後パスポートコントロール(出入国審査)があることをお忘れなく!
それに加えてシェンゲン圏外行きの便のゲートまでは徒歩で20分程度かかります。